1970年生まれの私の映画観

その日に観た映画の感想を書いています。 ジャンルはさまざまで洋画限定です。 同世代の人達が共感できるようなブログにしていきたいです。

Mission: Impossible

今日観た映画は1996年に公開された「ミッションインポッシブル」です。
現在のハリウッドスターの代表的存在の俳優トム・クルーズ
代表作の第一部作です。
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この映画はTVドラマの「スパイ大作戦」の映画化作品で、「スパイ大作戦」
1966年から1973年まで放送されていました。
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早いものでこの作品が公開されてから20年も経ったんですね。
この作品以来、順調に次回作が製作されて行き、MIシリーズも昨年の
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」で5作目になりました。

現代から20年前の作品となると今よりは遅れていますが
それなりに進歩しているのであまり古さは感じません。
しかし、やはりところどころ今とは違う点が見て取れます。
(機密データが保存されているのがフロッピーディスクだったり、
PCが馬鹿デカかったり...)
それとトム・クルーズが若い!!
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ストーリーやアクションシーンは優れていて、有名なロープに
ぶら下がりディスクをコピーするシーンはハラハラドキドキしました。
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ネタバレになりますがトム扮するイーサン・ハントのチームの
リーダーであるジム・フェルプスが裏切り者になっていることで
オリジナルの「スパイ大作戦」の出演者たちはこの映画にかなり批判的だったようです。

出演者のwikiを見て知ったのですが、ジム・フェルプス役のジョン・ヴォイト
あのアンジェリーナ・ジョリーのお父さんだったんですね。
そう言われれば、唇や目がそっくりでした。
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昨年夏に公開された「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」も
劇場に観に行ったのですがとてもいい作品でした。
トムは現在53歳ですがまだまだ若さがあり元気ハツラツで
今後もたくさんの映画に出演して私たちを楽しませてくれるでしょう。
MIシリーズの6作目も製作されるのは決まっているみたいなので
楽しみに待ちたいと思います。

To Catch a Thief

今日観た映画は「泥棒成金」です。
1955年に公開されたこの作品は「サスペンスの神様」と呼ばれた
アルフレッド・ヒッチコック監督の作品です。
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私の生まれる前の映画なんですが、私は自分が生まれる前の
映画に非常に興味があります。映画にはその時代の流行りや
最先端の技術などが使われることが多く、古い映画を観ると
その時何が流行していたかや人間の技術の進歩の過程がよくわかります。
もちろんこの映画も60年前の作品なので車や服、建物や電話
など今とは全然違います。でもその当時はそれが最先端でその人たちも
それが当たり前だったんですよね、そうしてその当時の時代を
想像してみるのがとても楽しいんです。


前回の記事にも書きましたが、この映画も邦題と原題が違います。
映画の内容的には原題の方がしっくりくると思うのですが、
直訳すると「泥棒を捕まえるため」となり日本語のタイトルには
ちょっとニュアンスが合わないので無理やり「泥棒成金」とつけたような気がします。

あらすじは主人公のケーリー・グラントが扮する「キャット」と呼ばれる泥棒が
「キャット」の手口を真似た模倣犯が現れたことにより、自分にかけられた嫌疑を晴らす
ために自らその模倣犯を捕まえようとする物語です。

ヒロイン役としてグレース・ケリーが出演しています。
私はグレース・ケリーは20世紀最高の美女だと勝手に思っています。(^_^;)
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現在からは60年以上前の作品になるのですがカラー映像で
画質も良く、途中で出てくる花火のシーンや舞踏会の衣装、グレースの服など
はとてもきれいに見えました。
空撮で地上の車が走るシーンを撮ったり、車載電話が出てくるなど
当時としては珍しいものもたくさん取り入れられていました。

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ヒッチコック作品としてはサスペンスというよりも
ラブストーリー性が強い作品のように感じました。

グレースはこの映画の一年後にカンヌ国際映画祭に出席した際に知り合った
モナコ大公レーニエ3世と結婚し、女優を引退してモナコ公国の公妃になったんですよね。
グレースのことについてはリンク先のwikiを読んで見てください。

グレースが出演しているヒッチコック監督作品:
「ダイヤルMを廻せ」(1954)
「裏窓」     (1954)
泥棒成金」   (1955)


 

Fast & Furious 7

今日観た映画は「ワイルドスピード/SKY MISSHION」です。
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ブログのタイトルを見て分からなかった人も多いと思いますが、
この映画は邦題と原題が違う映画で原題は「Fast & Furious 7」なんです。
もちろん一作目からの原題も「Fast & Furious ~」となっています。

この映画の場合はあまり違和感無いと思いますが、
邦題と原題が違う映画でものすごく違和感があるものは結構ありますよねっ

出演者はヴィン・ディーゼルポール・ウォーカーミシェル・ロドリゲスなど
レギュラーメンバーに加えて、今回から(前回作にも予告風で一瞬出演)
敵役としてジェイソン・ステイサムが登場しました。
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ジェイソン・ステイサムは今が旬のアクションスターでとても好きです
ヴィン・ディーゼルとの対決も見所ですね。

シリーズとしては2001年から7作目と14年も続いている人気作です
7作も続いているのに飽きることなく、だんだん作品自体良くなっていって
スケールも大きくなり、回を重ねる毎に人気も上昇していっていて他にはない
タイプの映画ですね。

もちろん目玉のカーアクションやスーパカーも迫力満点でした。
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残念なのは、主人公のひとり、ポール・ウォーカーさんが2013年11月30日に
交通事故で亡くなったことですね、本人は運転しておらず助手席に乗車していて
友人が運転していたポルシェが制限速度70km程の道を160kmで走行して
いて街路樹に衝突して2人とも亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。
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本作の最後のシーン.. 泣けてきます..

生前にウォーカーさんが8作目の製作にも意欲を燃やしていたので
ヴィン・ディーゼルも彼の意向を引き継ぎ次回作を作るようです。
予定では2017年の4月らしいです。次回を楽しみに待ちましょう!

邦題と原題が違う映画:

         邦題            原題
・    「アナと雪の女王」       「FROZEN」
・    「愛と青春の旅立ち」      「An Officer and a Gentleman」
・    「ベスト・キッド」       「The Moment of Truth / The Karate Kid」
・    「ランボー」          「First Blood」
・    「ゼロ・グラビティ」      「Gravity」(無重力⇔重力、意味は正反対..)

など他にも多数ありますよね...

Interstellar

今日観た映画は「インターステラー」です。
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2014年公開時に劇場に観に行ったんですが、もう一度
観たくなったのでDVDをレンタルして来て再度鑑賞しました。

本編は169分と結構長く、SF超大作に仕上げられています。
出演者はマシュー・マコノヒーアン・ハサウェイマット・デイモンなど
の豪華な俳優陣です。

中でも主人公のクーパーを演じたマシュー・マコノヒーは自分と生まれも
近い人で、とてもカッコ良く、大好きな俳優さんです。
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舞台は近未来、地球は異常気象により人類滅亡の危機に陥っていた。
主人公のクーパーは元宇宙飛行士で、娘のマーフと共に農場を営みながら
ひっそりと暮らしていた。
ある日、本棚から本が勝手に落ちる現象の謎を解読し、向かった先はNASAの秘密施設だった...
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それからクーパーは地球を救うべく、宇宙へ旅立つ...

それからは壮大な宇宙の旅が展開され、紆余曲折の末、地球に帰還できたのはクーパー
ただひとりだった.. 帰還したクーパーは娘のマーフに会いにいくが既に彼女は
老婆になっており、彼女はエドマンズの惑星に一人で向かったアメリア(アン・ハサウェイ
を捜しに行くよう言い残す.. そして彼は再び宇宙船に乗り込むのだった...
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あらすじはこんな感じです、宇宙や時空に関することが美しく表現されていて
最近では他にない素晴らしいSF映画だったと思います。

続編はなさそうな気がしましたが、このようなSF映画をまた作って欲しいと思わせるいい作品でした。

The Terminator

高校一年のある日、学校の帰りに地元のデパートの家電コーナーに立ち寄ったら
そこのテレビに若い男女が強面の体格のいい男に追いかけられ
逃げ回っている映画が放映されていました。

その映画は「ターミネーター」でした、日本公開は1985年5月で、私は高校1年生でした。

その時の私にはあまりの衝撃で、その場にカバンを両手に持ったまま立ち尽くし
リピート再生されていた後半部分(B面)をそのまま2回も観てしまいました。(当時はレーザーディスクが普及し始めていた頃で、
レーザーディスクはLPレコードと同じでA面、B面がありました。)
今の若い人たちは存在すら知らないかも...
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左がレーザーディスクで右がDVDです。



悪役のターミネーターを演じていたのは今では誰でも知っているアーノルド・シュワルツェネッガーです。
革ジャンにサングラスでものすごい体格の人間の姿のターミネーターがとにかく怖かったです。(今観ると怖いというより「かっこいい」のですが..)

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この作品の大ヒットにより当時はあまり有名ではなかったアーノルド・シュワルツェネッガー
を一気にスターダムに押し上げました。
今ではシュワちゃんの愛称で誰でも知っている俳優さんですね。
それからはシュワちゃん自体、いろいろな映画に出演し、「ターミネーター」シリーズも
現在では5作目まで作られています。

この初代作品はあまりお金がかけられていなかったのですが、その分を
シュワちゃん本人の存在感で十分補っていたように感じます。

昨年は5作目の「ターミネーター:新起動」も劇場に観に行きました。
もうシュワちゃんも68歳になっていますが、三部作になると言われている
この新しいターミネーターシリーズにも活躍して欲しいですねっ!

ターミネーター」名シーン集
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Streets of Fire

今日観た映画は、「ストリート・オブ・ファイヤー」です。

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この作品は1984年公開で、監督は私の好きな監督の一人、ウォルター・ヒル監督です。

この頃は洋楽もとても人気があり、私自身も洋楽にハマっていました。

またこの映画は元恋人の歌手を主人公が助けるストーリーで

映画の中で歌うシーンや挿入歌が頻繁に流れていて、それぞれの

曲がまたとてもいい曲ばかりで、この映画を盛り上げています。

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この時代はまだDVDがなくTV放映された時に録画した

ビデオテープを何度も繰り返し観た記憶があります。

 

高架と路地裏の町リッチモンドが舞台で、ボンバーズというギャングに

連れ去られた元恋人を一匹狼の主人公トム・コーディーがギャングの

アジトに乗り込んで救出しに行く物語で、さまざまなアクションが

あるにもかかわらず、死者が一人も出ない映画だそうです。

 

お気に入りのシーンは最後にギャングのボス・レイヴェンと

トム・コーディーがさしで対決するシーンです。

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この悪そうな顔がとても印象に残っています。

 

主人公の2人、ダイアン・レインマイケル・パレも良かったんですが

この映画の悪役のボス、レイヴェン役で出演していたウィレム・デフォー

が特に好きでした。

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この映画のサントラ盤はとてもいいのでおすすめです。

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ウォルター・ヒル監督作品で好きな作品

ザ・ドライバー(1978年)

・エイリアン (1979年)

・ウォリアーズ (1979年)

・48時間   (1982年)

など。

 

The Imitation Game

先日、スターウォーズを観に行った時に見かけた予告で

ベネディクト・カンバーバッチ主演の「シャーロック~忌まわしき花嫁」

が2/19から公開されるのを知って、とても楽しみにしております。

そこで、ベネディクト・カンバーバッチの映画を観ようと思い

DVDをレンタルして観てみました。

観たのは「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」です。

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カンバーバッチの作品は上記のシャーロック(TVドラマ)

しか観たことなかったので演技派と呼ばれる彼の映画を期待して

観ました。 

彼が演じたのはアラン・チューリングという少し変わった天才数学者で

アスペルガー症候群の気があったり、同性愛者であったとも言われている人物です。

映画の内容はイギリスがドイツに宣戦布告をした1939年にナチス

暗号機「エニグマ」の解読に挑む物語です。

 

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カンバーバッチはとても特異な性格の主人公のチューリング

見事に演じていました。それに映画のストーリーもとても感動的で

最初から最後まで映画館で観ているかのように集中して観てしまいました。

キーラ・ナイトレイマーク・ストロングなども出演していて

とてもおもしろくて良い映画でした。